ラクティブ六本木では、六本木で開催中のアートイベントの情報を開催日順にご案内しております。
六本木では、デザイン・アートのイベントが常にあちらこちらで開催されております。
心を豊かにするアートイベントにぜひ足をお運び下さい。作品開催中のイベントの詳細情報は、各施設までお問い合わせください。
Idemitsu Art Award展 2024
2024年12月11日(水)〜12月23日(月)
Idemitsu Art Awardは、2024年で53回目の開催を迎える公募制の美術賞です。
1956年にシェル美術賞として創設され、2022年にIdemitsu Art Awardに改称しました。
次代を担う若手作家のための美術賞であり、創設当初より完全な公募制で実施しています。現在では「若手作家の登竜門」として美術界で高い評価をいただいています。
当社における企業市民活動の軸の一つが、心の豊かさを育む「文化・芸術」です。これからも「Idemitsu Art Award」を通じて、次代を担う人たちの創造と挑戦、そして成長のエネルギーを支えてまいります。
https://www.idemitsu.com/jp/fun/art/index.html
第31回 雪舟国際美術協会展
2024年12月11日(水) 〜 2024年12月22日(日)
個性溢れる日本画、水墨画、書などの書画作品を紹介する「雪舟国際美術協会展」が、国立新美術館で開催されます。具象や抽象、伝統から現代まで、表現のジャンルやカテゴリーに偏りなく選ばれた書画作品が一堂に展示されます。多くの人々の注目を集め、年を追うごとに水準が高まっている同展覧会へは、画家や評論家など美術関係者も多数訪れ、"多種多様な作風が見られる公募展"として美術界でも毎年話題となります。
https://www.reijinsha.com/sesshu/
リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s
2024年3月19日(水) 〜 2025年6月30日(月)
1920年代以降、ル・コルビュジエ(1887-1965年)やミース・ファン・デル・ローエ(1886-1969年)といった多くの建築家が、時代とともに普及した新たな技術を用いて、機能的で快適な住まいを探求しました。その実験的なヴィジョンと革新的なアイデアは、やがて日常へと波及し、人々の暮らしを大きく変えていきました。 本展覧会は、当代の暮らしを根本から問い直し、快適性や機能性、そして芸術性の向上を目指した建築家たちが設計した、戸建ての住宅をご紹介するものです。1920年代から70年代にかけて建てられたモダン・ハウスは、国際的に隆盛したモダニズム建築の造形に呼応しつつも、時代や地域、気候風土、社会とも密接につながり、家族の属性や住まい手の個性をも色濃く反映しています。理想の生活を追い求めた建築家たちによる暮らしの革新は、それぞれの住宅に固有の文脈と切り離せない関係にあるのです。 一方、それらの住宅は、近代において浮上してきた普遍的な課題を解決するものでもありました。身体的な清潔さを保証する衛生設備、光や風を取り込む開放的なガラス窓、家事労働を軽減するキッチン、暮らしを明快に彩る椅子や照明などの調度、そして住まいに取り込まれた豊かなランドスケープは、20世紀に入り、住宅建築のあり方を決定づける重要な要素となったのです。そして、こうした新しい住まいのイメージは、住宅展示や雑誌などを通じて視覚的に流布していきました。 本展覧会では、20世紀にはじまった住宅をめぐる革新的な試みを、衛生、素材、窓、キッチン、調度、メディア、ランドスケープという、モダン・ハウスを特徴づける7つの観点から再考します。そして、特に力を入れてご紹介する傑作15邸を中心に、20世紀の住まいの実験を、写真や図面、スケッチ、模型、家具、テキスタイル、食器、雑誌やグラフィック、映像などを通じて多角的に検証します。 今から100年ほど前、実験的な試みとしてはじまった住まいのモダニティは、人々の日常へと浸透し、今なお、かたちを変えて息づいています。本展覧会は、今日の私たちの暮らしそのものを見つめ直す機会にもなるでしょう。
https://www.nact.jp/exhibition_special/2025/living-modernity/
ルイーズ・ブルジョワ展:
地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ

2024年9月25日(水)〜 2025年1月19日(日)
ルイーズ・ブルジョワ(1911年パリ生まれ、2010年ニューヨークにて没)は、20世紀を代表する最も重要なアーティストの一人です。彼女は70年にわたるキャリアの中で、インスタレーション、彫刻、ドローイング、絵画など、さまざまなメディアを用いながら、男性と女性、受動と能動、具象と抽象、意識と無意識といった二項対立に潜む緊張関係を探求しました。そして、対極にあるこれらの概念を比類なき造形力によって作品の中に共存させてきました。 ブルジョワの芸術は、彼女が幼少期に経験した、複雑で、ときにトラウマ的な出来事をインスピレーションの源としています。彼女は記憶や感情を呼び起こすことで普遍的なモチーフへと昇華させ、希望と恐怖、不安と安らぎ、罪悪感と償い、緊張と解放といった相反する感情や心理状態を表現しました。また、セクシュアリティやジェンダー、身体をモチーフにしたパフォーマンスや彫刻は、フェミニズムの文脈でも高く評価されてきました。 様々なアーティストに多大な影響を与えているブルジョワの芸術は、現在も世界の主要美術館で展示され続けています。日本では27年ぶり、また国内最大規模の個展となる本展では、約100点に及ぶ作品群を、3章構成で紹介し、その活動の全貌に迫ります。 本展の副題「地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」はハンカチに刺繍で言葉を綴った晩年の作品からの引用です。この言葉は、ブルジョワの感情のゆらぎや両義性を暗示しつつ、ブラックユーモアのセンスをも感じさせます。自らを逆境を生き抜いた「サバイバー」だと考えていたルイーズ・ブルジョワ。生きることへの強い意志を表現するその作品群は、戦争や自然災害、病気など、人類が直面する、ときに「地獄」のような苦しみを克服するヒントを与えてくれることでしょう。
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/bourgeois/index.html
マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート
2025年2月13日(木)〜6月8日(日)
仮想空間と現実世界が接続し、人工知能(AI)が飛躍的に発展するなか、新しいテクノロジーは私たちの日常生活に急速に浸透し、とりわけコロナ禍は仮想空間における活動を加速させました。また、顧みればテクノロジーとアートは、コンピューター・アート、ビデオ・アートなどの歴史のなかで常に併走してきました。近年のビデオゲームやAIの発展がアーティストの創造活動に全く新しい可能性をもたらす一方で、生成AIの登場は、人類の創造力にとっての脅威ともなっています。こうした動向は、現代アートの文脈においても大きく注目されています。 本展では、ゲームエンジン、AI、仮想現実(VR)、さらには人間の創造性を超え得る生成AIなどのテクノロジーを採用した現代アートを紹介します。そこではデジタル空間上のさまざまなデータが素材となった全く新しい美学やイメージメイキング(図像や画像を作ること)の手法、アバターやキャラクターなどジェンダーや人種という現実社会のアイデンティティからの解放、超現実的な風景の可視化、といった特性が見られます。ただ、これら新しい方法を採用しながら、アーティストの表現の根幹では普遍的な死生観や生命、倫理の問題、現代世界が抱える環境問題、歴史解釈、多様性といった課題が掘り下げられています。 「マシン」とアーティストが協働する作品や没入型の空間体験は、「ラブ(愛情)」、共感、高揚感、恐れ、不安など私たちの感情をおおいに揺さぶるでしょう。現実と仮想空間が重なりあう本展は、人類とテクノロジーの関係を考えるプラットフォームとして、不確実な未来をより良く生きる方法をともに想像する機会となるでしょう。
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/machine_love/index.html
さくらももこ展
2024年10月5日(土)〜 2025年1月5日(日)
この度、まんが家、エッセイスト、作詞家、脚本家といくつもの顔を持ち、新しいキャラクターやエッセイを次々と生み出し続けた稀代のアーティスト、さくらももこ先生の展覧会を開催いたします。 1986年に連載を開始し、90年のアニメ化以来、大人から子供まで誰からも愛される国民的まんがとなった『ちびまる子ちゃん』。続いて91年に刊行したデビューエッセイ『もものかんづめ』は250万部を超える大ベストセラーに。本展覧会では、代表作の数々を、直筆原稿やカラー原画とともにこれまでにないボリュームでご紹介します。 "描く"ことと"書く"ことを楽しみつくし多忙を極める一方、季節のうつろいや小さな日常をこよなく愛したさくらももこ先生。その全魅力をあますことなくお届けする展覧会となっています。 いまもなお輝き続ける、その感性に迫る展覧会に、是非お越しください。
https://sakuramomoko-ten.com/
ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト
2025年1月25日(土)〜2025年4月6日(日)
尽きることのない不思議と謎、ピラミッドの最新研究まで五感で感じ、探求せよ! ブルックリン博物館が誇る古代エジプトコレクションから、選りすぐりの名品群が東京・六本木に集結。彫刻、棺、宝飾品、陶器、パピルス、そして人間やネコのミイラなど約150点の遺物を通じて、私たちの想像を超える高度な文化を創出した人々の営みをひも解きます。 謎に満ちた三千年をともに旅する案内人は、大型展初監修となる新進気鋭のエジプト考古学者、河江肖剰。 人々はどんな暮らしを営み、何を食べ、何を畏れていたのか。彼らはどんな言語を話し、何を書き残したのか。ピラミッドはなぜ、どのようにして作られたのか。ミイラに託されたメッセージは。そして死後の世界とは。 これまでのエジプト展で見過ごされてきた「知っているようで知らない事実」から最新技術を使ったピラミッドの研究成果まで、映像や音声も交えて紹介します。 三千年の謎を掘り起こし、知への探求心を呼び覚ます空間。六本木に広がる古代エジプトの世界へ、ようこそ。
https://egypt-brooklyn.exhibit.jp/
ゴジラTHEアート展
2025年4月26日(土)〜2025年6月29日(日)
2024年に生誕70周年を迎えるゴジラは、誕生からいまに至るまで数々の映像作品として描かれてきました。それぞれの時代を象徴しながら、手がける監督によって異なる存在として我々の前に姿を現してきたゴジラを一言で定義することはできません。 この『ゴジラ・THE・アート展』は、映画の枠を超えた多様なアートによってゴジラを表現する展覧会です。現代に生きる国内外のアーティストたちが「ゴジラとは、何か。」という問いに対し、自身の答えをアート作品として展示します。
https://godzillatheart.com/exhibition/
ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD
2024年2月10日(土)〜2025年1月26日(日)
東京ミッドタウンマネジメント株式会社、三井不動産株式会社、一般社団法人日本橋室町エリアマネジメントは、若手アーティストに制作および発表の場を提供し、その成長支援とアートを介した街の新たな賑わいを創出するプロジェクト「ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD」(以下「本プロジェクト」)を、2024年2月10日(土)に日本橋室町162ビルにおいて立ち上げました。7月28日(日)までの期間、計6組のアーティストの成長を支援するとともに、「社会」と「アート」の融合に挑戦いたします。

TOKYO MIDTOWN AWARDとは東京ミッドタウンが"「JAPAN VALUE(新しい日本の価値・感性・才能)」を創造・結集し、世界に発信し続ける街"をコンセプトに、次世代を担うデザイナーやアーティストの発掘・支援、その先のコラボレーションを目的としてデザインとアートの2部門で開催するコンペティション。

16年間の実施で、応募者数延べ23,996組の中から、デザインコンペでは、139組・241名(延べ145組・261名)、アートコンペでは、87組・92名の受賞者・入選者を輩出。受賞作品だけではなく、アイデアや作品を生み出すことのできる「人」にフォーカスするアワードへの進化を目指しています。更に、これまで以上に受賞後支援も拡充し、受賞者・入選者の成長を継続的に支援するとともに、コラボレーションの機会を創出していくことに努めます。
https://www.tokyo-midtown.com/jp/award/
ポケモン×工芸展 ― 美とわざの大発見 ―
2024年11月1日(金) 〜 2025年2月2日(日)
ポケモンと工芸の真剣勝負 ポケモンと工芸、正面切って出会わせたらどんな化学反応が起きるだろう。 この問いに人間国宝から若手まで20名のアーティストが本気で挑んでくれました。 ポケモンの姿かたちからしぐさ、気配までを呼び起こした作品。 進化や交換、旅の舞台、効果抜群のわざなどゲームの記憶をたどる作品。 そして日々を彩る器、着物や帯留など粋な装いに誘い込まれたポケモンたち。 約70点全点新作!会場で皆さんを待ち構える作品との出会いははたして… ワクワク、うっとり、ニヤニヤそれともゾクッ? かけ算パワーで増幅した美とわざの発見をお楽しみください。
https://www.azabudai-hills.com/azabudaihillsgallery/sp/kogei-pokemon-ex/

儒教のかたち こころの鑑 日本美術に見る儒教
2024年11月27日(水)〜2025年1月26日(日)
儒教は、紀元前6世紀の中国で孔子(前552/551〜前479)が唱えた教説と、その後継者たちの解釈を指す倫理思想です。孔子が唱えた思想とは、五常(仁・義・礼・智・信)による道徳観を修得・実践して聖人に近づくことが目標であり、徳をもって世を治める人間像を理想としています。このような思想は、仏教よりも早く4世紀には日本へ伝来したといわれ、古代の宮廷で、為政者のあるべき姿を学ぶための学問として享受されました。 中世になると、宋から新たに朱子学(南宋の朱熹が確立させた新しい儒教思想)が日本へ伝わり、禅僧たちがそれを熱心に学んだことから、儒教は禅宗寺院でも重要視されました。そして近世以降、文治政治を旨とする江戸幕府は、儒教を積極的に奨励し、その拠点として湯島聖堂を整備します。江戸時代を通じ日本各地で、身分を問わず武家から民衆、子どもに至るまで、その教育に儒教が採用され、広く浸透していったのです。 例えば、理想の君主像を表し為政者の空間を飾った、大画面の「帝鑑図」や「二十四孝図」が制作された一方で、庶民が手にした浮世絵や身の回りの工芸品の文様にも同じ思想が息づいています。それらの作品には、当時の人々が求めた心の理想、すなわち鑑(かがみ)となる思想が示されており、現代の私たちにとっても新鮮な気づきをもたらしてくれます。本展が、『論語』にある「温故知新」(ふるきをたづねて新しきを知る)のように、日本美術の名品に宿る豊かなメッセージに思いを馳せる機会となれば幸いです。
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2024_5/index.html
ロベール・ドアノー写真展
第一部:2024年8月29日(木)〜10月30日(水)
第二部:2024年10月31日(木)〜12月26日(木)

フジフイルム スクエア 写真歴史博物館では、フランスの国民的写真家とも称されるロベール・ドアノー企画写真展を第一部「パリ郊外 〜城壁の外側〜」、第二部「"永遠の3秒"の原点(仮題)」の二期にわたって開催します。 "イメージの釣り人"とも評される類まれな洞察力と遊び心に満ちた感覚で、日常に潜むドラマをとらえ独自の世界を築き上げた写真家ロベール・ドアノー。「パリ郊外」は、写真家ロベール・ドアノーを語る上で切り離すことのできない場所です。1912年、パリ南郊外にあるジャンティイに生まれ、生涯を通じて郊外に暮らし続けました。かつてはパリを取り囲む城壁で隔てられていた郊外は、中心から疎外された貧困層や移民の暮らす場所でした。 十代から働くことを余儀なくされていたドアノーは、石版工のディプロマを取得後、19歳で写真家アンドレ・ヴィニョーの助手になり、1932年、念願だったローライフレックスを購入します。「カメラを身体の中心で構えるので、撮影するには背中を曲げなければならず、これが被写体に敬意を払っているような形になる」と語っている通り、上から覗き込む姿勢で撮影するこのカメラは、内気なドアノーには最適なものでした。このカメラとともに、人々とは十分な距離を取りながら郊外の風景を精力的に撮り始めます。「考えようによっては恥ずかしがりも悪いものではない。内気な性格のおかげで人と距離を置くことができた。その結果、被写体の周りに空間が現れ、これこそ私が撮りたいものだったのだから」と語っていたドアノーは、決して恵まれているとは言えない人々の生活とその背景となった郊外の風景による傑出した作品を残しました。それは、自分が生まれ育った土地と人々に対する愛憎半ばする複雑なドアノーの心情が反映されたものだったのかもしれません。 撮りためられたパリ郊外の写真は、詩人のブレーズ・サンドラールの後押しにより、1949年、ドアノー初の写真集となる『パリ郊外』として出版されます。「市場価値ゼロ」の烙印を押された300点の写真が収録された本書は、写真家ロベール・ドアノーの才能を知らしめる重要な礎となりました。 本展ではロベール・ドアノーの「パリ郊外」の作品を展示することで、本年没後30年を迎えるドアノーの原点に迫ります。
https://fujifilmsquare.jp/exhibition/240829_05.html
「イマジニング・ザ・マジック」写真展
"10イヤーズ・オブ・ドリームス&マジック"

2024年11月29日(金)〜12月19日(木)
「イマジニング・ザ・マジック "10イヤーズ・オブ・ドリームス&マジック"」として、写真家・濱田英明さんが撮り下ろした作品から約120点を展示。この写真展でしか観られない作品もご覧いただけます。 また、まるでディズニーの仲間たちの撮影シーンに入り込んだかのような体験ができるフォトスポットや、発売前のグッズなども展示します。 「やさしいきもち」を通して浮かび上がる東京ディズニーリゾートの魅力を、ぜひご覧ください。
https://fujifilmsquare.jp/exhibition/241129_01.html
日蘭協会70周年記念写真展 〜 会員たちが見た日蘭の物語 〜
2024年12月13日(金)〜12月26日(木)
日蘭協会は、大正元(1912)年に日本とオランダの相互理解促進と両国民の友好親善関係の増進に寄与することを目的に発足した団体です。第2次世界大戦中は協会活動を中止しましたが、終戦後の昭和29(1954)年に再発足し、今年で70周年を迎え、以来70年間、多くの方々や企業の皆様からのご支援により活動を続けてまいりました。 この度70周年を記念してフジフイルム スクエアにて「日蘭協会70周年記念写真展 〜会員たちが見た日蘭の物語〜 」を開催いたします。 本写真展では会員の皆様から応募された両国の風景や文化、友好関係をテーマにした作品約150点に加え、昭和25(1950)年に銀行員として来日し、日蘭協会の役員として活躍されたハンス・ブリンクマン氏が昭和20〜30年代に撮影した懐かしい日本の風景写真(約6点)も展示いたします。 本展示を通じて、日本とオランダの文化交流の歴史や素晴らしさを感じていただき、両国のさらなる友好親善関係強化の契機になることを祈念しております。ぜひご来場いただき、この特別な展示をご覧ください。
https://fujifilmsquare.jp/exhibition/241213_03.html
立木義浩写真展 「舌出し天使 CONTACT SHEETS − 眼差しの軌跡 −」
2025年1月6日(月)〜3月26日(水)
1965年、『カメラ毎日 1965年4月号』に掲載され、立木義浩の名を一躍スターダムに押し上げた「舌出し天使」。本展のために本人が新たにセレクトしたゼラチンシルバープリント25点とともに、本作のコンタクトシート約25点を初公開。60年の時を隔てて初めて公開されるコンタクトシートから、若き立木義浩が何を見、何を感じてシャッターを切ったのか、その眼差しの軌跡を感じていただくことができます。
https://fujifilmsquare.jp/exhibition/250106_05.html
SPITZ,NOW! 〜ロック大陸の物語展〜
2024年11月8日(金)〜 2025年1月15日(水)
スピッツ初の大規模展覧会『SPITZ,NOW! 〜ロック大陸の物語展〜』を開催します。 1991年のデビュー以来、スピッツは多くの人々の心に刻まれてきました。 バンドの魅力の中心である「音楽」はもちろん、彼らの活動はそのすみずみにまで「スピッツらしさ」が散りばめられ、今も唯一無二な世界を形作りつづけています。 本展は「スピッツの現在地、そしてその先の未来へ...」というコンセプトのもと、2013年以降の彼らの軌跡を体感いただく、スピッツ初の大規模展覧会です。 音声ガイドはメンバー自身が務めます。 本人たちが語る展示アイテムへの想いを聴きながら楽しめる空間が、みなさんをそれぞれの「ロック大陸の物語」へといざないます。 大ヒットアルバム『ひみつスタジオ』を引っさげて行なわれた全国ツアー『SPITZ JAMBOREE TOUR '23-'24 "HIMITSU STUDIO"』の実際のステージセットや衣装、歴代のアルバムジャケットにまつわる品々の展示など、スピッツの現在とそこに至る軌跡が満載。 レギュラーラジオ番組 TOKYO FM「SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記」収録スタジオの再現、オフィシャルファンクラブ「Spitzbergen」の貴重な資料の展示もあり、スピッツらしさが盛りだくさんです。 未来の彼らにメッセージを送ることが出来るコーナーのほか、VR映像を駆使した、まるでメンバーが目の前にいるかのような今までになかった新しいライブ体験をお楽しみください。
https://spitznow.com/
SPITZ,NOW! 〜ロック大陸の物語展〜
2025年3月7日(金)〜5月25日(日)
2025年3月7日(金)から5月25日(日)まで、手塚治虫「火の鳥」展 −火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙(コスモ)生命(ゾーン)の象徴−を開催いたします。 数々の名作を生みだした手塚治虫が、みずからのライフワークと宣言したマンガ『火の鳥』は、その血を飲んだものは永遠の命を得るという伝説の鳥"火の鳥"を追い求める人々の葛藤を描く一大傑作長編です。過去と未来を交互に描きながら、「生と死」「輪廻転生」といった哲学的なテーマを縦横無尽に表現した本作の壮大な世界観は、今もなお人々の心をとらえてやみません。 本展では、生物学者・福岡伸一氏が企画に携わり、30年以上の長きにわたって執筆された壮大な叙事詩を読み解きます。 『火の鳥』の連載開始から70年が経過した今、福岡氏を道先案内人として、新たな生命論の視点から『火の鳥』の物語構造を読み解き、手塚治虫が生涯をかけて表現し続けた「生命とはなにか」という問いの答えを探求します。
https://tcv.roppongihills.com/jp/news/2024/10/7615/index.html
吉村靖孝展 マンガアーキテクチャ――建築家の不在
2025年1月16日(木)〜3月23日(日)
TOTOギャラリー・間では、「吉村靖孝展 マンガアーキテクチャ――建築家の不在」を開催します。 吉村靖孝氏は建築活動の初期の頃より、建築が人びとのふるまいなどの自発的な動きと、社会制度や状況など多様な社会的条件との架け橋になれるよう、両者のさまざまな関係構築を試みてきました。 たとえば、既成のテント倉庫で木造建築を覆うことで、大きな一室空間の下で子どもがのびのびと過ごせる子育て支援施設を実現した「フクマスベース」(2016年)、建築を不動産と動産のあいだととらえ、土地に縛られずに住む場所の選択ができる生活を仮想した「半動産建築」の「ホームトゥーゴー#001」(2019年)、人間だけでなく動物もともに幸せな人生を送れるアニマル・ウェルフェア社会を構想した「滝ヶ原チキンビレジ」(2021年)など、これから日本が直面する人口減少社会における、新しい住まいや暮らしのあり方を模索しています。 吉村氏が探究するこれら現代社会における建築の拡張性をさらに進めるために、仮に建築家個人の作家性を「不在」にしたら何が起きるのか? 氏が自らの作品を題材に、本展覧会を通して問いかけます。 本展では、吉村氏の7つのプロジェクトを異なる漫画家が7つのストーリーとして描き下ろすことにより、建築の新たな解釈の可能性を探ります。二次元の絵画表現の中でも特に独自の発達を遂げ、私たちの日常生活にも馴染み深いものとなった漫画の世界。漫画が建築と出逢い、建築家の手を離れた先に描かれるものはなにか。建築と漫画のコラボレーションによって生まれるものを、発見していただければ幸いです。
https://jp.toto.com/gallerma/ex250116/index.htm
米と藁。しめ縄職人 上甲 清 展 ―ともに生き、時を紡ぐ。
2024年12月14日 (土) - 2024年12月26日 (木)
愛媛県西予市で半世紀以上もの間、しめ縄職人として活動する上甲 清。しめ縄専用の稲を自ら栽培して、田植えから稲刈りまで丹精を込めて行います。こだわり抜いて出来上がった藁と手を擦り合わせながら、一つひとつ力を込めて綯っていきます。 健康や平和、五穀豊穣の祈りを込め、生み出されたしめ縄作品は、一年の締めくくりに春待つ喜びを象徴するプロダクトとして、全国各地の民藝店やセレクトショップを通じて、人々の手に渡っています。そんな彼の営みを、より多くの人に知ってもらいたいという思いの下、彼の孫が立ち上げた「孫プロジェクト」は、2021年に活動をスタートしました。 本展では、「孫プロジェクト」に共感したMountain Morningが、プロジェクトの紹介と作品販売に加えて、田植えや製作風景の写真・映像展示、スタイリングを織り交ぜた空間演出を通し、広く藁文化に触れ、体験していただける場をつくります。 自然と共に生き、時を紡ぐその姿に、分野の垣根を超えた多くの作り手が呼応し、彼の活動に賛同してきました。朗らかで真摯な物づくりを通じて、人と人との縁を結び、思いを繋ぐ上甲 清と孫プロジェクトの歩みをご覧ください。
https://www.2121designsight.jp/gallery3/rice_and_straw/
Animal Garden
2024年12月17日(木) 〜 2025年1月18日(土)
出展作家 マリア・ファーラ アキラ・ザ・ハスラー ヒルミ・ジョハンディ 草間彌生 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ ソー・ユー・ヌウェ クリス・ヒュン・シンカン 樫木知子
https://www.otafinearts.com/ja/exhibitions/326-animal-garden-maria-farrar-akira-the-hustler-hilmi-johandi-yayoi/
企画展「ゴミうんち展」
2024年8月30日(金)〜 2025年1月26日(日)
私たちの頭に擦り込まれてしまっている『ゴミ』のイメージを変えられないだろうか。早速、竹村眞一さんに相談すると、ゴミとうんちがくっついた。とても面白いと思った。ゴミを廃棄されるものではなく、これからの社会をつくる重要なマテリアルにして、うんちを循環する宝物に戻す。すでにこの動きはそこここで芽生え始めている。この展覧会で『循環』という概念を、創造的に数歩前へ進めたいと思う。 展覧会ディレクター:佐藤 卓 この世界には本来、ゴミもうんちも存在しない。すべて貴重な資源として循環してゆく。ゴミやうんちが出るのは「デザインの失敗」である。 わが国には、ゴミやうんちを創造的に循環利用する社会OSがあった。この「江戸のエコ」も現代と似た環境危機からのV字回復だった。今度は同じことを地球規模でやるだけだ。その準備が出来つつあることを、この展覧会では示したい。 あらゆるものが美しく循環する「地球のOS」を継承・更新し、人間を含むあらゆる存在が大らかに生きられる世界を再設計する旅へ、私たちはようやく出発するところだ。
https://www.2121designsight.jp/program/pooploop/
企画展 花器のある風景
2025年1月25日(土)〜2025年3月16日(日)
日本における花器の歴史は、中国より寺院における荘厳の道具として伝来したのがはじまりとされます。室町時代には連歌や茶会、 生花など室内芸能がさかんになり、中国から輸入された唐物と称される書画、調度類や茶道具、文房具を座敷に並び立てる「座敷飾り」が発展します。床の間の飾りには、唐物の花生・香炉・香合・天目などが飾られました。   茶の湯の世界でも、清浄なる空間を演出するものとして、花器は重用されました。唐物の金属製の花器をもとに、日本でも中世以降、陶磁器や竹など様々な素材で花器が作られ、日本独自の美意識が誕生します。住友コレクションには、室町時代の茶人、松本珠報が所持したとされる《砂張舟形釣花入 銘松本船》、江戸時代の茶人、小堀遠州ゆかりの《古銅象耳花入 銘キネナリ》などの花器が伝世します。本展では、住友コレクションから花器と、花器が描かれた絵画を紹介します。 同時開催として、 華道家・大郷理明氏よりご寄贈頂いた花器コレクションも紹介します。あわせてお楽しみください。 (出品点数 約90点、大郷理明コレクションのみ2月17日に一部展示替えあり)
https://www.artpr.jp/senoku-tokyo/scenes-with-flower-containers
企画展 ライトアップ木島櫻谷U―おうこくの線をさがしに 併設四季連作屏風
2025年4月5日(土)〜2025年5月18日(日)
大正中期に大阪天王寺の茶臼山に建築された住友家本邸を飾るために描かれた木島櫻谷の「四季連作屏風」を全点公開し、櫻谷の絵画表現の特質をライトアップする展覧会シリーズ「ライトアップ木島櫻谷」。 今回は、特に人物画にスポットをあてるとともに、写生帖を増量して展示し、櫻谷の線描の妙を探訪します。 併せて、公益財団法人住友財団が推進してきた文化財維持・修復事業助成により甦った作品を展示し、文化財修復の最前線を紹介します。
https://sen-oku.or.jp/program/t_20250405_spotlightokoku2/