ラクティブ六本木では、六本木で開催中のアートイベントの情報を開催日順にご案内しております。
六本木では、デザイン・アートのイベントが常にあちらこちらで開催されております。
心を豊かにするアートイベントにぜひ足をお運び下さい。作品開催中のイベントの詳細情報は、各施設までお問い合わせください。
リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s
2024年3月19日(水) 〜 2025年6月30日(月)
1920年代以降、ル・コルビュジエ(1887-1965年)やミース・ファン・デル・ローエ(1886-1969年)といった多くの建築家が、時代とともに普及した新たな技術を用いて、機能的で快適な住まいを探求しました。その実験的なヴィジョンと革新的なアイデアは、やがて日常へと波及し、人々の暮らしを大きく変えていきました。 本展覧会は、当代の暮らしを根本から問い直し、快適性や機能性、そして芸術性の向上を目指した建築家たちが設計した、戸建ての住宅をご紹介するものです。1920年代から70年代にかけて建てられたモダン・ハウスは、国際的に隆盛したモダニズム建築の造形に呼応しつつも、時代や地域、気候風土、社会とも密接につながり、家族の属性や住まい手の個性をも色濃く反映しています。理想の生活を追い求めた建築家たちによる暮らしの革新は、それぞれの住宅に固有の文脈と切り離せない関係にあるのです。 一方、それらの住宅は、近代において浮上してきた普遍的な課題を解決するものでもありました。身体的な清潔さを保証する衛生設備、光や風を取り込む開放的なガラス窓、家事労働を軽減するキッチン、暮らしを明快に彩る椅子や照明などの調度、そして住まいに取り込まれた豊かなランドスケープは、20世紀に入り、住宅建築のあり方を決定づける重要な要素となったのです。そして、こうした新しい住まいのイメージは、住宅展示や雑誌などを通じて視覚的に流布していきました。 本展覧会では、20世紀にはじまった住宅をめぐる革新的な試みを、衛生、素材、窓、キッチン、調度、メディア、ランドスケープという、モダン・ハウスを特徴づける7つの観点から再考します。そして、特に力を入れてご紹介する傑作15邸を中心に、20世紀の住まいの実験を、写真や図面、スケッチ、模型、家具、テキスタイル、食器、雑誌やグラフィック、映像などを通じて多角的に検証します。 今から100年ほど前、実験的な試みとしてはじまった住まいのモダニティは、人々の日常へと浸透し、今なお、かたちを変えて息づいています。本展覧会は、今日の私たちの暮らしそのものを見つめ直す機会にもなるでしょう。
https://www.nact.jp/exhibition_special/2025/living-modernity/
日本の現代美術と世界 1989−2010(仮称)
2025年9月 3日(水) 〜 2025年12月 8日(月)
国立新美術館は、香港の現代美術館 M+(エムプラス)との初めての共同企画により、「日本の現代美術と世界 1989−2010(仮称)」を開催いたします。 本展は 1989年から2010年までの約20年間に焦点をあて、日本の現代美術を再考するものです。昭和が終わり平成元年を迎えた1989年と、2011年の東日本大震災という大きな節目に挟まれたこの20年は、冷戦の終結とともにグローバル化が進み、国内外を問わず、政治、経済、文化、市民生活が大きく変化した時代です。 国や地域の枠組みを超えて、国際交流を重ねながら変化してきた日本の現代美術の軌跡をたどる本展は、この時期を象徴する作品と、諸地域で醸成されたアートプロジェクトというふたつの軸が絡みあうように構成され、国内外で活躍してきた日本人アーティストとともに海外のアーティストも取り上げます。本展覧会は、日本の現代美術の姿を、文化的な対話と参加による、多様かつゆるやかなネットワークとして描きだします。これは、日本の現代美術の独自性を強調するという従来の視点とは異なる見かたを提案する試みです。 本展覧会では、変化に満ちたこの時代に、日本の現代美術がいかに歴史的遺産やアイデンティティの多様性といった主題に取り組んできたか、いかに新しいコミュニティの可能性を模索してきたかを紹介します。また、グローバル化が進み始めて最初の20年にあたるこの時期に、日本の美術と視覚文化が世界に与えた影響を考察します。
https://www.nact.jp/exhibition_special/2025/JCAW/
ルイーズ・ブルジョワ展:
地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ

2024年9月25日(水)〜 2025年1月19日(日)
ルイーズ・ブルジョワ(1911年パリ生まれ、2010年ニューヨークにて没)は、20世紀を代表する最も重要なアーティストの一人です。彼女は70年にわたるキャリアの中で、インスタレーション、彫刻、ドローイング、絵画など、さまざまなメディアを用いながら、男性と女性、受動と能動、具象と抽象、意識と無意識といった二項対立に潜む緊張関係を探求しました。そして、対極にあるこれらの概念を比類なき造形力によって作品の中に共存させてきました。 ブルジョワの芸術は、彼女が幼少期に経験した、複雑で、ときにトラウマ的な出来事をインスピレーションの源としています。彼女は記憶や感情を呼び起こすことで普遍的なモチーフへと昇華させ、希望と恐怖、不安と安らぎ、罪悪感と償い、緊張と解放といった相反する感情や心理状態を表現しました。また、セクシュアリティやジェンダー、身体をモチーフにしたパフォーマンスや彫刻は、フェミニズムの文脈でも高く評価されてきました。 様々なアーティストに多大な影響を与えているブルジョワの芸術は、現在も世界の主要美術館で展示され続けています。日本では27年ぶり、また国内最大規模の個展となる本展では、約100点に及ぶ作品群を、3章構成で紹介し、その活動の全貌に迫ります。 本展の副題「地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」はハンカチに刺繍で言葉を綴った晩年の作品からの引用です。この言葉は、ブルジョワの感情のゆらぎや両義性を暗示しつつ、ブラックユーモアのセンスをも感じさせます。自らを逆境を生き抜いた「サバイバー」だと考えていたルイーズ・ブルジョワ。生きることへの強い意志を表現するその作品群は、戦争や自然災害、病気など、人類が直面する、ときに「地獄」のような苦しみを克服するヒントを与えてくれることでしょう。
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/bourgeois/index.html
MAMリサーチ011: 東京アンダーグラウンド 1960-1970年代
―戦後日本文化の転換期

2025年2月13日(木)〜2025年6月8日(日)
1960年代後半から 1970年にかけて、東京の都市空間を中心に日本の芸術界において「アンダーグラウンド」、通称「アングラ」が一世を風靡しました。「前衛」に代わって最先端の芸術の集合点となったアンダーグラウンドは、米国から実験映画を通じて日本に輸入され、美術、音楽、漫画、デザイン、演劇、舞踏などの分野にも広がり、わずか数年で一般社会に認知される流行となります。しかしながら、当時の反体制運動と交わって定着したが故に、運動の衰退とともに1970年代前半には姿を消します。現象として短命であったものの、アンダーグラウンド文化は戦後日本社会に多大な影響を与え、今日でもひとつの様式として残っているといえます。また、アンダーグラウンド文化は、その性質上、物理的な「作品」よりも一時的な「出来事」に注目し、その担い手を受け入れる「場所」を重視しました。そのため、アンダーグラウンドは時代の雰囲気として捉えられ、その実態はいまだに解明されていません。 「MAMリサーチ011:東京アンダーグラウンド 1960-1970年代―戦後日本文化の転換期」では、東京におけるアンダーグラウンド文化の盛衰をテーマに、それを伝えるのにふさわしいエフェメラ(一時的な使用を目的とした印刷物)を中心とした多くの資料を展示します。さらに、それらの資料を調査することで、「アングラ」の歴史、その思想と担い手たち、そしてその広がりと限界を詳細に振り返ることを試みます。
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/mamresearch011/index.html
マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート
2025年2月13日(木)〜6月8日(日)
仮想空間と現実世界が接続し、人工知能(AI)が飛躍的に発展するなか、新しいテクノロジーは私たちの日常生活に急速に浸透し、とりわけコロナ禍は仮想空間における活動を加速させました。また、顧みればテクノロジーとアートは、コンピューター・アート、ビデオ・アートなどの歴史のなかで常に併走してきました。近年のビデオゲームやAIの発展がアーティストの創造活動に全く新しい可能性をもたらす一方で、生成AIの登場は、人類の創造力にとっての脅威ともなっています。こうした動向は、現代アートの文脈においても大きく注目されています。 本展では、ゲームエンジン、AI、仮想現実(VR)、さらには人間の創造性を超え得る生成AIなどのテクノロジーを採用した現代アートを紹介します。そこではデジタル空間上のさまざまなデータが素材となった全く新しい美学やイメージメイキング(図像や画像を作ること)の手法、アバターやキャラクターなどジェンダーや人種という現実社会のアイデンティティからの解放、超現実的な風景の可視化、といった特性が見られます。ただ、これら新しい方法を採用しながら、アーティストの表現の根幹では普遍的な死生観や生命、倫理の問題、現代世界が抱える環境問題、歴史解釈、多様性といった課題が掘り下げられています。 「マシン」とアーティストが協働する作品や没入型の空間体験は、「ラブ(愛情)」、共感、高揚感、恐れ、不安など私たちの感情をおおいに揺さぶるでしょう。現実と仮想空間が重なりあう本展は、人類とテクノロジーの関係を考えるプラットフォームとして、不確実な未来をより良く生きる方法をともに想像する機会となるでしょう。
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/machine_love/index.html
ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト
2025年1月25日(土)〜2025年4月6日(日)
尽きることのない不思議と謎、ピラミッドの最新研究まで五感で感じ、探求せよ! ブルックリン博物館が誇る古代エジプトコレクションから、選りすぐりの名品群が東京・六本木に集結。彫刻、棺、宝飾品、陶器、パピルス、そして人間やネコのミイラなど約150点の遺物を通じて、私たちの想像を超える高度な文化を創出した人々の営みをひも解きます。 謎に満ちた三千年をともに旅する案内人は、大型展初監修となる新進気鋭のエジプト考古学者、河江肖剰。 人々はどんな暮らしを営み、何を食べ、何を畏れていたのか。彼らはどんな言語を話し、何を書き残したのか。ピラミッドはなぜ、どのようにして作られたのか。ミイラに託されたメッセージは。そして死後の世界とは。 これまでのエジプト展で見過ごされてきた「知っているようで知らない事実」から最新技術を使ったピラミッドの研究成果まで、映像や音声も交えて紹介します。 三千年の謎を掘り起こし、知への探求心を呼び覚ます空間。六本木に広がる古代エジプトの世界へ、ようこそ。
https://egypt-brooklyn.exhibit.jp/
ゴジラTHEアート展
2025年4月26日(土)〜2025年6月29日(日)
2024年に生誕70周年を迎えるゴジラは、誕生からいまに至るまで数々の映像作品として描かれてきました。それぞれの時代を象徴しながら、手がける監督によって異なる存在として我々の前に姿を現してきたゴジラを一言で定義することはできません。 この『ゴジラ・THE・アート展』は、映画の枠を超えた多様なアートによってゴジラを表現する展覧会です。現代に生きる国内外のアーティストたちが「ゴジラとは、何か。」という問いに対し、自身の答えをアート作品として展示します。
https://godzillatheart.com/exhibition/
ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD
2024年2月10日(土)〜2025年1月26日(日)
東京ミッドタウンマネジメント株式会社、三井不動産株式会社、一般社団法人日本橋室町エリアマネジメントは、若手アーティストに制作および発表の場を提供し、その成長支援とアートを介した街の新たな賑わいを創出するプロジェクト「ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD」(以下「本プロジェクト」)を、2024年2月10日(土)に日本橋室町162ビルにおいて立ち上げました。7月28日(日)までの期間、計6組のアーティストの成長を支援するとともに、「社会」と「アート」の融合に挑戦いたします。

TOKYO MIDTOWN AWARDとは東京ミッドタウンが"「JAPAN VALUE(新しい日本の価値・感性・才能)」を創造・結集し、世界に発信し続ける街"をコンセプトに、次世代を担うデザイナーやアーティストの発掘・支援、その先のコラボレーションを目的としてデザインとアートの2部門で開催するコンペティション。

16年間の実施で、応募者数延べ23,996組の中から、デザインコンペでは、139組・241名(延べ145組・261名)、アートコンペでは、87組・92名の受賞者・入選者を輩出。受賞作品だけではなく、アイデアや作品を生み出すことのできる「人」にフォーカスするアワードへの進化を目指しています。更に、これまで以上に受賞後支援も拡充し、受賞者・入選者の成長を継続的に支援するとともに、コラボレーションの機会を創出していくことに努めます。
https://www.tokyo-midtown.com/jp/award/
ポケモン×工芸展 ― 美とわざの大発見 ―
2024年11月1日(金) 〜 2025年2月2日(日)
ポケモンと工芸の真剣勝負 ポケモンと工芸、正面切って出会わせたらどんな化学反応が起きるだろう。 この問いに人間国宝から若手まで20名のアーティストが本気で挑んでくれました。 ポケモンの姿かたちからしぐさ、気配までを呼び起こした作品。 進化や交換、旅の舞台、効果抜群のわざなどゲームの記憶をたどる作品。 そして日々を彩る器、着物や帯留など粋な装いに誘い込まれたポケモンたち。 約70点全点新作!会場で皆さんを待ち構える作品との出会いははたして… ワクワク、うっとり、ニヤニヤそれともゾクッ? かけ算パワーで増幅した美とわざの発見をお楽しみください。
https://www.azabudai-hills.com/azabudaihillsgallery/sp/kogei-pokemon-ex/

儒教のかたち こころの鑑 日本美術に見る儒教
2024年11月27日(水)〜2025年1月26日(日)
儒教は、紀元前6世紀の中国で孔子(前552/551〜前479)が唱えた教説と、その後継者たちの解釈を指す倫理思想です。孔子が唱えた思想とは、五常(仁・義・礼・智・信)による道徳観を修得・実践して聖人に近づくことが目標であり、徳をもって世を治める人間像を理想としています。このような思想は、仏教よりも早く4世紀には日本へ伝来したといわれ、古代の宮廷で、為政者のあるべき姿を学ぶための学問として享受されました。 中世になると、宋から新たに朱子学(南宋の朱熹が確立させた新しい儒教思想)が日本へ伝わり、禅僧たちがそれを熱心に学んだことから、儒教は禅宗寺院でも重要視されました。そして近世以降、文治政治を旨とする江戸幕府は、儒教を積極的に奨励し、その拠点として湯島聖堂を整備します。江戸時代を通じ日本各地で、身分を問わず武家から民衆、子どもに至るまで、その教育に儒教が採用され、広く浸透していったのです。 例えば、理想の君主像を表し為政者の空間を飾った、大画面の「帝鑑図」や「二十四孝図」が制作された一方で、庶民が手にした浮世絵や身の回りの工芸品の文様にも同じ思想が息づいています。それらの作品には、当時の人々が求めた心の理想、すなわち鑑(かがみ)となる思想が示されており、現代の私たちにとっても新鮮な気づきをもたらしてくれます。本展が、『論語』にある「温故知新」(ふるきをたづねて新しきを知る)のように、日本美術の名品に宿る豊かなメッセージに思いを馳せる機会となれば幸いです。
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2024_5/index.html

没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ
2025年2月15日(土)〜4月13日(日)
エミール・ガレ(1846−1904)はフランス北東部ロレーヌ地方の古都ナンシーで、父が営む高級ガラス・陶磁器の製造卸販売業を引き継ぎ、ガラス、陶器、家具において独自の世界観を展開し、輝かしい成功を収めました。 ナンシーの名士として知られる一方、ガレ・ブランドの名を世に知らしめ、彼を国際的な成功へと導いたのは、芸術性に溢れ、豊かな顧客が集う首都パリでした。父の代からその製造は故郷ナンシーを中心に行われましたが、ガレ社の製品はパリのショールームに展示され、受託代理人等を通して富裕層に販売されたのです。1878年、1889年、1900年には国際的な大舞台となるパリ万国博覧会で新作を発表し、特に1889年の万博以降は社交界とも繋がりを深めました。しかし、その成功によってもたらされた社会的ジレンマや重圧は想像を絶するものだったと言い、1900年の万博のわずか4年後、ガレは白血病によってこの世を去ります。 ガレの没後120年を記念する本展覧会では、ガレの地位を築いたパリとの関係に焦点を当て、彼の創造性の展開を顧みます。フランスのパリ装飾美術館から万博出品作をはじめとした伝来の明らかな優品が多数出品されるほか、近年サントリー美術館に収蔵されたパリでガレの代理店を営んだデグペルス家伝来資料を初公開します。ガレとパリとの関係性を雄弁に物語る、ガラス、陶器、家具、そしてガレ自筆文書などの資料類、計110件を通じて、青年期から最晩年に至るまでのガレの豊かな芸術世界をお楽しみください。
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2025_1/index.html
立木義浩写真展 「舌出し天使 CONTACT SHEETS − 眼差しの軌跡 −」
2025年1月6日(月)〜3月26日(水)
1965年、『カメラ毎日 1965年4月号』に掲載され、立木義浩の名を一躍スターダムに押し上げた「舌出し天使」。本展のために本人が新たにセレクトしたゼラチンシルバープリント25点とともに、本作のコンタクトシート約25点を初公開。60年の時を隔てて初めて公開されるコンタクトシートから、若き立木義浩が何を見、何を感じてシャッターを切ったのか、その眼差しの軌跡を感じていただくことができます。
https://fujifilmsquare.jp/exhibition/250106_05.html
「密かなスポット」 千本木憲吉 
「第20回美しい風景写真100人展」より 新年を風景写真で彩る
『風景写真祭2025』
「第20回美しい風景写真100人展」
「風景写真Xtension展」

2025年1月6日(月)〜1月16日(木)
フジフイルム スクエアは、2025年1月6日(月)〜1月16日(木)に、富士フイルム株式会社と隔月刊『風景写真』(株式会社 風景写真出版発行)の共催による写真展を開催いたします。『風景写真祭2025』と題し、富士フイルムフォトサロン(スペース1、スペース2、スペース3、ミニギャラリー)を使用し、「第20回美しい風景写真100人展」と「風景写真Xtension展」の2つの写真展を開催いたします。 「第20回美しい風景写真100人展」は、全国の風景写真家の皆さまより応募された銀塩フィルムで捉えた日本の美しい風景写真作品から、「100人展部門」「学生部門」の2部門で選考された作品を展示します。風景写真としては屈指の作品が集う写真展として定評を得ている「100人展部門」は記念すべき20回を迎えます。本部門は、厳正な審査により選ばれたアマチュア風景写真家の作品80点(80人)と招待作家の作品20点(20人)の計100点(100人)、そして「学生部門」は学生ならではの視点で捉えた新鮮な写真作品20点の計120点を展示いたします。四季の変化に富む日本の風景が見せる一瞬の姿を一枚に凝縮した美しい写真群を前に、来場者の皆さまは癒やしとパワーをもらえることでしょう。 「風景写真Xtension展」では、アマチュア風景写真家の皆さまより、当社GFX・Xシリーズで撮影した作品を募集、厳正な審査により選ばれた35点(35人)と招待作家による同じくGFX・Xシリーズで日本の風景を捉えた作品15点(15名)の計50点を展示いたします。アマチュア写真家と招待作家が当社デジタルカメラで捉えた日本の美しい風景写真は、新年にご来場された皆さまの心に明るい彩りと活力を添えてくれるでしょう。
https://fujifilmsquare.jp/exhibition/250106_01.html
2024年 第19回「名取洋之助写真賞」受賞作品 写真展
2025年1月17日(金)〜1月23日(木)
公益社団法人 日本写真家協会は、ドキュメンタリー分野で活躍する40歳までの新進写真家の「発掘と活動を奨励する」ために、毎年「名取洋之助写真賞」の公募を行っています。 本展では、社会の動向に鋭い視線を投げかけ、情熱を燃やす新進写真家の受賞作品を展示します。
https://fujifilmsquare.jp/exhibition/250117_01.html
黒岩正和写真展「島魂」―TOUKON―
〜 島人達に受け継がれる祭り 〜

2025年1月17日(金)〜2月6日(木)
若手写真家応援プロジェクト「写真家たちの新しい物語」として、20年以上にわたって日本の島々を巡り撮影を続ける写真家・黒岩正和氏による作品展を開催します。 18歳から野宿で東南アジア各国を放浪したのち、21歳の時、偶然出会った島の祭りに魅了され、日本の島を撮影し始めた黒岩氏。近年、自然災害や疫病の流行など、暗い影を落とすニュースが多い中、作者は島で行われる祭りに心奪われ、人々の活気に「島の魂」を感じたといいます。硫黄島を除く日本の有人島すべてを訪れ、撮影を重ねた作品群より、選りすぐりの約50点を展示します。
https://fujifilmsquare.jp/exhibition/250117_03.html
SPITZ,NOW! 〜ロック大陸の物語展〜
2024年11月8日(金)〜 2025年1月15日(水)
スピッツ初の大規模展覧会『SPITZ,NOW! 〜ロック大陸の物語展〜』を開催します。 1991年のデビュー以来、スピッツは多くの人々の心に刻まれてきました。 バンドの魅力の中心である「音楽」はもちろん、彼らの活動はそのすみずみにまで「スピッツらしさ」が散りばめられ、今も唯一無二な世界を形作りつづけています。 本展は「スピッツの現在地、そしてその先の未来へ...」というコンセプトのもと、2013年以降の彼らの軌跡を体感いただく、スピッツ初の大規模展覧会です。 音声ガイドはメンバー自身が務めます。 本人たちが語る展示アイテムへの想いを聴きながら楽しめる空間が、みなさんをそれぞれの「ロック大陸の物語」へといざないます。 大ヒットアルバム『ひみつスタジオ』を引っさげて行なわれた全国ツアー『SPITZ JAMBOREE TOUR '23-'24 "HIMITSU STUDIO"』の実際のステージセットや衣装、歴代のアルバムジャケットにまつわる品々の展示など、スピッツの現在とそこに至る軌跡が満載。 レギュラーラジオ番組 TOKYO FM「SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記」収録スタジオの再現、オフィシャルファンクラブ「Spitzbergen」の貴重な資料の展示もあり、スピッツらしさが盛りだくさんです。 未来の彼らにメッセージを送ることが出来るコーナーのほか、VR映像を駆使した、まるでメンバーが目の前にいるかのような今までになかった新しいライブ体験をお楽しみください。
https://spitznow.com/
もうひとつの表示
もうひとつの表示
2025年1月31日(金)〜2025年2月23日(日)
東京ミッドタウン・デザインハブは、第112回企画展「もうひとつの表示」を2025年1月31日(金)から2月23日(日)まで開催します。 本展を担当する日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)は、会員約3,000人を擁するアジア最大級のデザイン団体です。同協会のデジタルメディア委員会では、拡張されたメディアにおけるグラフィックデザインの特性と課題を考え、いくつかの実験と思索を行なってきました。 グラフィックデザインは、これまで紙や壁などの視覚表現を支える支持体と共に発展してきました。現在では、デジタルサイネージやスマートフォンなど、オン・スクリーンの表現も一般的となり、VRやARといった技術により、仮想環境でも展開可能になっています。近い将来、日常になっていくであろう、物理的な制約を超えた空間での視覚体験にグラフィックデザインはどのようにしてアプローチできるのか。この展覧会では、現実/仮想を問わない、その視覚体験から見えてくる「もうひとつの表示」について、さまざまな角度からグラフィックデザインの可能性を探ります。
https://www.designhub.jp/exhibitions/dm2025
SPITZ,NOW! 〜ロック大陸の物語展〜
2025年3月7日(金)〜5月25日(日)
2025年3月7日(金)から5月25日(日)まで、手塚治虫「火の鳥」展 −火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙(コスモ)生命(ゾーン)の象徴−を開催いたします。 数々の名作を生みだした手塚治虫が、みずからのライフワークと宣言したマンガ『火の鳥』は、その血を飲んだものは永遠の命を得るという伝説の鳥"火の鳥"を追い求める人々の葛藤を描く一大傑作長編です。過去と未来を交互に描きながら、「生と死」「輪廻転生」といった哲学的なテーマを縦横無尽に表現した本作の壮大な世界観は、今もなお人々の心をとらえてやみません。 本展では、生物学者・福岡伸一氏が企画に携わり、30年以上の長きにわたって執筆された壮大な叙事詩を読み解きます。 『火の鳥』の連載開始から70年が経過した今、福岡氏を道先案内人として、新たな生命論の視点から『火の鳥』の物語構造を読み解き、手塚治虫が生涯をかけて表現し続けた「生命とはなにか」という問いの答えを探求します。
https://tcv.roppongihills.com/jp/news/2024/10/7615/index.html
吉村靖孝展 マンガアーキテクチャ――建築家の不在
2025年1月16日(木)〜3月23日(日)
TOTOギャラリー・間では、「吉村靖孝展 マンガアーキテクチャ――建築家の不在」を開催します。 吉村靖孝氏は建築活動の初期の頃より、建築が人びとのふるまいなどの自発的な動きと、社会制度や状況など多様な社会的条件との架け橋になれるよう、両者のさまざまな関係構築を試みてきました。 たとえば、既成のテント倉庫で木造建築を覆うことで、大きな一室空間の下で子どもがのびのびと過ごせる子育て支援施設を実現した「フクマスベース」(2016年)、建築を不動産と動産のあいだととらえ、土地に縛られずに住む場所の選択ができる生活を仮想した「半動産建築」の「ホームトゥーゴー#001」(2019年)、人間だけでなく動物もともに幸せな人生を送れるアニマル・ウェルフェア社会を構想した「滝ヶ原チキンビレジ」(2021年)など、これから日本が直面する人口減少社会における、新しい住まいや暮らしのあり方を模索しています。 吉村氏が探究するこれら現代社会における建築の拡張性をさらに進めるために、仮に建築家個人の作家性を「不在」にしたら何が起きるのか? 氏が自らの作品を題材に、本展覧会を通して問いかけます。 本展では、吉村氏の7つのプロジェクトを異なる漫画家が7つのストーリーとして描き下ろすことにより、建築の新たな解釈の可能性を探ります。二次元の絵画表現の中でも特に独自の発達を遂げ、私たちの日常生活にも馴染み深いものとなった漫画の世界。漫画が建築と出逢い、建築家の手を離れた先に描かれるものはなにか。建築と漫画のコラボレーションによって生まれるものを、発見していただければ幸いです。
https://jp.toto.com/gallerma/ex250116/index.htm
企画展「ラーメンどんぶり展」
2025年3月7日(金) - 6月15日(日)
21_21 DESIGN SIGHTでは、2025年3月7日より企画展「ラーメンどんぶり展」を開催いたします。展覧会ディレクターには、グラフィックデザイナーの佐藤 卓と、ライターの橋本麻里を迎えます。 本展は佐藤と橋本が2012年から取り組んでいる美濃焼に関するプロジェクトのひとつである、「美濃のラーメンどんぶり展」をきっかけとしています。美濃焼は、岐阜県の東濃地方西部(多治見市、土岐市、瑞浪市)を中心とした地域でつくられる陶磁器の総称です。実は日本のラーメン丼どんぶりの90%は美濃焼です。これまで、佐藤と橋本はラーメン丼を多様な視点から見ることで、1300年以上の歴史を持つ美濃焼の歴史や背景、つくり手たちの活動、そして日常食の器が私たちの生活にもたらす豊かさについて、伝えてきました。 本展では、プロジェクト開始から続く、さまざまなジャンルのデザイナーやアーティストがラーメン丼とレンゲをデザインする「アーティストラーメンどんぶり」に新作10点を加えた、全40点のオリジナルラーメン丼を展示。プロジェクト初の試みとなる建築家・デザイナー3組の設計による「ラーメン屋台」も紹介します。また、身近な製品を「デザインの視点」で解剖し、その成り立ちを徹底して検証する試みである「デザインの解剖」の手法で迫る「ラーメンと器の解剖」、ラーメンの文化や歴史、器の産地である東濃地方の風土や環境、歴史についても紹介します。 ラーメンは、忙しい時に手軽に食べられる食べ物であるだけでなく、のんびりした休日に誰かと楽しむ食べ物として、さらに、旅行時の携帯食、非常時の保存食、宇宙食に至るまで、さまざまなシーンで食されています。生活にひとときの輝きとも呼べる時間をもたらしてくれる「ラーメン」を「器」からひもとくことにより、慣れ親しんだ日常の世界が、どのような要素で成り立ち、そこにどのように人やデザインが関わっているのかを発見し、その面白さを味わっていただく機会となれば幸いです。
https://www.2121designsight.jp/program/ramen_bowl/
Animal Garden
2024年12月17日(木) 〜 2025年1月18日(土)
出展作家 マリア・ファーラ アキラ・ザ・ハスラー ヒルミ・ジョハンディ 草間彌生 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ ソー・ユー・ヌウェ クリス・ヒュン・シンカン 樫木知子
https://www.otafinearts.com/ja/exhibitions/326-animal-garden-maria-farrar-akira-the-hustler-hilmi-johandi-yayoi/
企画展「ゴミうんち展」
2024年8月30日(金)〜 2025年1月26日(日)
私たちの頭に擦り込まれてしまっている『ゴミ』のイメージを変えられないだろうか。早速、竹村眞一さんに相談すると、ゴミとうんちがくっついた。とても面白いと思った。ゴミを廃棄されるものではなく、これからの社会をつくる重要なマテリアルにして、うんちを循環する宝物に戻す。すでにこの動きはそこここで芽生え始めている。この展覧会で『循環』という概念を、創造的に数歩前へ進めたいと思う。 展覧会ディレクター:佐藤 卓 この世界には本来、ゴミもうんちも存在しない。すべて貴重な資源として循環してゆく。ゴミやうんちが出るのは「デザインの失敗」である。 わが国には、ゴミやうんちを創造的に循環利用する社会OSがあった。この「江戸のエコ」も現代と似た環境危機からのV字回復だった。今度は同じことを地球規模でやるだけだ。その準備が出来つつあることを、この展覧会では示したい。 あらゆるものが美しく循環する「地球のOS」を継承・更新し、人間を含むあらゆる存在が大らかに生きられる世界を再設計する旅へ、私たちはようやく出発するところだ。
https://www.2121designsight.jp/program/pooploop/
企画展 花器のある風景
2025年1月25日(土)〜2025年3月16日(日)
日本における花器の歴史は、中国より寺院における荘厳の道具として伝来したのがはじまりとされます。室町時代には連歌や茶会、 生花など室内芸能がさかんになり、中国から輸入された唐物と称される書画、調度類や茶道具、文房具を座敷に並び立てる「座敷飾り」が発展します。床の間の飾りには、唐物の花生・香炉・香合・天目などが飾られました。   茶の湯の世界でも、清浄なる空間を演出するものとして、花器は重用されました。唐物の金属製の花器をもとに、日本でも中世以降、陶磁器や竹など様々な素材で花器が作られ、日本独自の美意識が誕生します。住友コレクションには、室町時代の茶人、松本珠報が所持したとされる《砂張舟形釣花入 銘松本船》、江戸時代の茶人、小堀遠州ゆかりの《古銅象耳花入 銘キネナリ》などの花器が伝世します。本展では、住友コレクションから花器と、花器が描かれた絵画を紹介します。 同時開催として、 華道家・大郷理明氏よりご寄贈頂いた花器コレクションも紹介します。あわせてお楽しみください。 (出品点数 約90点、大郷理明コレクションのみ2月17日に一部展示替えあり)
https://www.artpr.jp/senoku-tokyo/scenes-with-flower-containers
企画展 ライトアップ木島櫻谷U―おうこくの線をさがしに 併設四季連作屏風
2025年4月5日(土)〜2025年5月18日(日)
大正中期に大阪天王寺の茶臼山に建築された住友家本邸を飾るために描かれた木島櫻谷の「四季連作屏風」を全点公開し、櫻谷の絵画表現の特質をライトアップする展覧会シリーズ「ライトアップ木島櫻谷」。 今回は、特に人物画にスポットをあてるとともに、写生帖を増量して展示し、櫻谷の線描の妙を探訪します。 併せて、公益財団法人住友財団が推進してきた文化財維持・修復事業助成により甦った作品を展示し、文化財修復の最前線を紹介します。
https://sen-oku.or.jp/program/t_20250405_spotlightokoku2/