六本木活性化プログラム
「六本木デザイナーズフラッグ・コンテスト」は、街路灯のバナーフラッグデザインを全国より公募し、優れた入選作品を六本木エリアの街路灯に掲げ、街をギャラリーにして六本木を訪れるお客様に見ていただくイベントです。

第17回を迎える今回のテーマは「光と雨」

審査をしていただくのは六本木ゆかりの3人のトップデザイナーです。葛西薫先生、廣村正彰先生、柴田文江先生からなる審査委員会で選ばれる作品は、来春、街路灯バナーフラッグとして掲出し、世界中から六本木を訪れる多くの人々に見ていただきます。

日本在住の方ならどなたでもご応募いただけます(昨年から応募方法はウエブサイトからのオンライン方式となっています)。皆様のオリジナリティあふれる作品をお待ちしています。


今年のテーマは「光と雨」。


互いに補いながら命と世界を育む光と雨は、時として過酷な顔を見せます。
「光と雨」からイメージされるあらゆるものが表現対象です。
あなたのイメージを表現してください。

所定の仕様の応募作品のなかから入選作品を選び、
六本木商店街の街路灯にフラッグとして一定期間掲出します。
(掲出期間は2025年3月から1ヶ月間程度を予定しますが、変更になる場合もあります)。

各街路灯には作品のタイトル、作者名、プロフィールを掲示します。
主催:六本木商店街振興組合
後援:港区
協力:六本木材木町商店会、日ヶ窪新和会、東京ミッドタウン、六本木ヒルズ、日本グラフィックデザイン協会
昨年のコンテストの結果はこちらからご覧頂けます >>

葛西薫氏、廣村正彰氏、柴田文江氏からなる審査委員会が審査し、有効応募作品の中から、入選作品(掲出作品)を選出します(入選作品数は、掲出時の街路灯数となります)。また、入選作品の中から下記の各賞を選定し、賞状、賞金(賞品)を授与します。

・最優秀作品賞 1点(賞金10万円)
・優秀作品賞 3点(賞金5万円)
・港区長賞 1点(賞金5万円)
・六本木商店街理事長賞 1点(賞金5万円)
・東京ミッドタウン賞 1点(商品券)
・六本木ヒルズ賞 1点(商品券)


入選者への通知は12月下旬、表彰式は2025年1月を予定しています。
入賞・入選作品は、フラッグ掲出に加えて、ラクティブ六本木(六本木商店街振興組合ウェブサイト)に作者名を記載して発表します。

葛西薫 KASAI Kaoru
1949年札幌生まれ。1973年(株)サン・アド入社。サントリー、ユナイテッドアローズ、虎屋などの広告制作およびアートディレクション、六本木商店街振興組合のCI計画のほか、映画演劇の宣伝制作、パッケージデザイン、装丁など活動は多岐。近作に、TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYOのアートディレクション、山口一郎著『ことば2—僕自身の訓練のためのノート』(青土社)の装丁などがある。毎日デザイン賞、東京ADCグランプリなど受賞。著書『図録 葛西薫1968』(ADP)他。
   
廣村正彰 HIROMURA Masaaki  
1954年 愛知県生まれ。1988年廣村デザイン事務所設立。グラフィックデザインを中心に、文化施設や教育機関などのCIVI計画、サイン計画、企業のデザイン監修などを手がけている。近年の仕事に、アーティゾン美術館、東京2020スポーツピクトグラム開発、石川県立図書館、名古屋造形大学、KIRINウイスキー富士、LOFTのアートディレクションなど。毎日デザイン賞、SDA大賞、グッドデザイン金賞など受賞。著作『デザインからデザインまで』(ADP)他。
   
柴田文江 SHIBATA Fumie
山梨県生まれ。エレクトロニクス商品から日用雑貨、医療機器、ホテルのトータルディレクションなど、国内外のメーカーとプロジェクトを進行中。代表的な作品に、無印良品「体にフィットするソファ」、カプセルホテル「9h(ナインアワーズ)」など。iF金賞、red dot design award、毎日デザイン賞、Gマーク金賞など受賞。多摩美術大学教授、2018-2019年度グッドデザイン賞審査委員長を務める。著書『あるカタチの内側にある、もうひとつのカタチ』(ADP)。